消費増税にともなって、キャッシュレス決済のポイント還元がスタートしました。周りでスマホ決済を始めた人も多く、僕もPayPayや楽天Edyを使うようになったのですが、現金ではない分使い過ぎてしまわないか心配です。今回は、とあるキャッシュレス決済の実験と使い過ぎを防ぐための方法をご紹介します。
キャッシュレス決済はお金を使いがち?
実は、スマホ決済はじめキャッシュレス決済ではお金を使いがちになることが、アメリカの経済学者の実験で明らかになっています。この実験は、大学生を1.事前に現金をチャージしたカードを持つ、2.購入後に支払いを請求される、3.購入の度にお金を払うという3つのグループに分けて行われました。各グループで支出が一番多かったのが1のグループ、次に2のグループ、最後に3のグループという結果でした。1のグループはスマホ決済で言うと、PayPay やLINE Payなどに似ています。やはりスマホ決済は、現金よりお金の使い過ぎに注意がいるようです。
スマホ決済で使い過ぎを防ぐためには
以下では、スマホ決済でムダづかいしないためのポイントをまとめました。
予算を決めてチャージする
PayPay やLINE Payなどは、銀行口座などと連携してチャージする仕組みです。使い過ぎないためには、前もってチャージはいくらにするか予算を決めておくことをおすすめします。1週間・1ヶ月といったふうに期間を区切って予算を決め、チャージはその金額だけ行うようにします。残高が少なくなってくると不安になり、ついつい追加でチャージしそうになるかもしれませんが、ここは自分を律して予算以上はチャージしないようにしましょう。
銀行から即時引き落としされる場合
例えばゆうちょPayは事前にチャージは行わず、デビットカードのようにゆうちょ銀行から即時引き落としする仕組みです。使い過ぎ防止や安全性から、1日あたり・1ヶ月あたりと利用上限金額を設定する機能が用意されています。残高の範囲内でしか支払いできないので、そもそも残高を制限しておくのもありですね。
クレジットカードによる後払いの場合
楽天ペイは「楽天キャッシュ」を事前にチャージして支払いも可能ですが、主な決済方法はクレジットカードによる後払いです。この場合は利用明細書を見て、不要な出費はなかったか見直してみましょう。併せて家計簿アプリを使っても効果的です。
スマホ決済は賢く使おう
現金を持ち歩く必要がなく、現在ポイント還元がお得なスマホ決済。スマホ決済を使い始めたばかりの方も多いと思いますが、現金の支払いとは感覚が違うのでムダづかいには注意したいものです。僕も「ついつい」な買い物をしないように気をつけていきます。