電気とガスはまとめないほうがお得?
電気とガスを1社でまとめて契約すると、割引やポイントの付与などのサービスを利用できるので、別々に契約する場合よりも安くなることがあります。
ただ、住んでいる地域や電気、ガスの消費量によっては、かえって高くつくこともあるので注意が必要です。
セットプランで安くなるのはその会社で単独で契約するよりも安くなるという場合が多いので、その会社の電気代がもともと高い場合は、セットプランにしてもあまりお得感がありません。
また、セットプランは料金プランが固定されているので、使用量が多くても少なくても同じプランが適用されてしまいます。
さらに、現在プロパンガスを使用している場合、都市ガスとの電気のセットプランを契約することができません。
また、セットプランの場合は、解約したい時に違約金が発生したり、電気化ガスのどちらかだけを解約できないといったこともあります。
ですから、契約する前には慎重に検討することが必要です。
電気とガスをまとめたい人向けおすすめ方法
どうしても電気とガスをまとめたい場合は、まず、料金の安い会社を調べて、ホームページにあるシミュレーション機能を利用し、まとめる場合と別々に契約する場合とどちらがお得かを調べてみるのがいいでしょう。
お得な会社の例として、東京電力から乗り換えるなら、LOOOPでんきかCDエナジーダイレクトがおすすめです。
LOOOPでんきは家族向き、CDエナジーダイレクトは、単身向きです。
LOOOPでんきには、「おうちプラン」というのがあります。
たとえば、東京電力で従量電灯B・40Aで1ヶ月の消費量が520kWh/の場合、「おうちプラン」に変更すると毎月1,293円も安くなります。
東京電力の場合基本料と従量電灯がかかりますが、LOOOPでんきの場合は基本料がかからないので安くなっています。
また、解約金もありません。
この「おうちプラン」に「ガス割」を加えてまとめて申し込むと、通常従量料金よりも0.4円下げた価格が適用されます。
仮に、今まで東京電力エナジーパートナーと東京ガスを使用していて、1ヶ月の電気使用量が300KW(従量電灯B・40A)、都市ガスの使用量が35㎥だった場合、「ガス割」に申し込むと年間で7,660円安くなります。
CDエナジーダイレクトには「シングルでんき」という単身向けのプランがあります。
基本料金は東京電力従量電灯Bと同じです。
使用量にかかわらず、年間の電気料金から1,200円が差し引かれます。
また、ポイントサービスが充実しているので、アンケートに答えたり「カテエネ」を経由してショッピングをするなどしてポイントを貯めればさらに電気代を安くすることができます。
電気とガスをセットで契約すると、基本料金と電力量料金の合計から0.5%相当が割り引きになります。