食費を効率よくカットするには、思い切って食べる量を減らすのも手です。とはいえ無理に減量するのはストレスに繋がり、かえって過食の原因になることも。そこで、ストレスなく食べる量を減らすコツをご紹介します。
食べる量を減らすコツ
ちょっとしたコツを意識することで、無理なく食べる量を減らせます。下記で、具体的な方法をいくつかご紹介します。
小さめのお皿を使おう
僕が毎日意識しているのが、小さめのお皿を活用することです。お皿いっぱいに食べ物を盛ると、実際の量に関係なく十分な量に見えます。逆にお皿の一部だけに食べ物が盛られていると、実際の量よりも少なく見えて満足感に繋がりにくくなります。このちょっとした錯覚を利用して、食べる量を減らしてみましょう。
朝食は高たんぱく質のものを
朝食には、腹持ちが良くエネルギー源になる高たんぱく質のものを食べましょう。特に、オムレツやスクランブルエッグなどの卵料理がおすすめです。そこにチーズや牛乳など、乳製品を組み合わせるのも効果的です。
食事の回数を無理に増減させない
1日の食事の回数を減らす、逆に3回以上に増やすのは避けましょう。食事回数を極端に増減させると、食欲の調整機能が低下して間食や食べすぎの原因になります。シンプルですが、空腹を感じた時に食事をして余計な食事を摂らないようにするのが鉄則です。僕も前までは朝食を抜いて1日2食生活を送っていましたが、1日3食生活にシフトした今のほうが間食の回数が減った気がします。
ゆっくり噛む
忙しいと、ついついよく噛まずに早食いしてしまいがち。しかし早食いは満腹感を薄れさせ、食べすぎを引き起こす原因です。30回ほどを目安に、食事をよく噛むことを意識しましょう。
ムダ食いを防ぐポイント
ついつい食べすぎてしまう、間食してしまうという方は、以下の方法も試してみてください。
食べ物を目につかないところへ
人間は、視界に入っていない食べ物よりも視界に入っている食べ物を手に取る傾向があると報告されています。蓋を外さないといけない、別の場所へ取りにいかないといけないなど、食べるまでに時間のかかるものを口にする確率は下がるのです。食べるまでの手間が、「食べたことを後悔するかもしれない」「本当に食べる価値のあるものなのだろうか」と考えさせるそう。
この心理を利用して、スナック菓子や甘いものなど、ついついムダ食いしてしまいそうなものはなるべく目につかないところへ保管しておきましょう。
工夫で無理のない減量を
減量方法は、個人の体型や体質によってさまざま。今回紹介したポイントも参考にしつつ、無理のない方法で減量に挑戦してみてください。