「つもり貯金」は極めて有効な貯金術

貯金箱

「つもり貯金」といえば、小銭貯金と並んでポピュラーな貯金方法です。シンプルな貯金方法なので、これから実践しようとお考えの方もいるはず。つもり貯金の具体的な方法と、長続きさせるためのポイントをご紹介します。

つもり貯金とは?

「何かを買いたい」と思ったときにグッと我慢し、その商品を買ったつもりになって浮いたお金を貯金するのがつもり貯金です。買うのを我慢したときだけでなく、値引きなどで定価よりも大幅に安い値段で商品を買えたときにも使えます。定価で買った「つもり」になり、余ったお金を貯金しましょう。僕自身、カフェでコーヒーを飲んだ「つもり」で貯金したり、外食ランチへ行った「つもり」で貯金したりと日常的につもり貯金を取り入れています。つもり貯金を始めるステップは、以下の2ステップです。

貯金箱を用意する

つもり貯金では小銭が多く出るので、少し大きめの貯金箱を用意しましょう。お気に入りのデザインのものを使うと、モチベーションが上がって貯金が続けやすくなります。貯金してもうっかり引き出して使ってしまいそう…という方は、開け口が簡単に開けられないような仕組みの貯金箱を選ぶのがおすすめです。

浮いたお金のチェック・貯金

メモ帳に記録したり、格安で商品を購入できた場合はレシートの写真を撮ったりして、その日浮いたお金をしっかり記録しましょう。家についたら、記録をもとに浮いたお金を貯金箱へ投入。「帰宅したらすぐに貯金」という習慣を体に覚えさせ、長く続けられる態勢を整えることが大切です。

つもり貯金を長く続けるコツ

せっかくつもり貯金を始めたからには、少しでも長く続けたいもの。そこで、僕が特に強く意識しているポイントを以下でご紹介します。

「つもり」になったらすぐに貯金

ほしいものを買った「つもり」になったら、その日のうちに貯金しましょう。僕は最初のうちこそ「小さい金額だし、後日まとめて貯金すればいいだろう」と思って数日間放置した末失念し、せっかく余ったお金も使ってしまう…ということが度々ありました。そうならないためにも、余ったお金ができたらその日のうちに貯金箱へ投入することが大切です。

無理をしない

つもり貯金を長く続ける一番のコツは、ストレスをためないことです。やりくりが厳しいときは、無理につもり貯金をする必要はありません。月に1度は美味しいものを食べるなど、適度にガス抜きをしながらつもり貯金へ取り組みましょう。