使途不明金を作らないことが大切
お金がたくさんあることと幸福な暮らしというのは、必ずしも同じことを意味するわけではないとはいえ、限りのある収入は上手に使うことが大事です。
毎日の食品を細かく節約していても、あまりケチケチしてしまうと反動が出て、無駄遣いをしてしまうことも考えられます。
家計簿を細かくつけると時間も取られますし、それほど大きな効果は得られないものです。
ですから、生活費の収支は月に一度、銀行口座の残高やカードの使用状況を確認して、プラスになっているか、マイナスになっているかをチェックすることをおすすめします。
この中で注意したいのが、使途不明の出費です。
「お金を何に使ったかわからない」ということはお金の管理がずさんということですから、まずは毎月の出費をコントロールできるようになりましょう。
お金を上手に使うためには、まず第一に「使途不明金」を作らないことが何よりも大切です。
自己投資は大切
お金はできるだけ貯めることが望ましいのですが、将来の生活費のために、何もかも犠牲にするのは好ましくありません。
将来的にもお金を生み出せるようになるためには、自己投資にある程度のお金をかける必要があります。
投資に役立つ本などを読み、自分の感性を磨いていくことによって、お金を増やせる能力を身につけていくようにしましょう。
定年退職後にお金を増やせるように、40代・50代のうちから何か資格を取得する勉強をするのもいいかもしれません。
資格取得講座に通う時間がなくても、今はオンライン講座がたくさんありますので、時間を見つけて好きな資格を取得することができます。
講座の中には受講費が数万円するものも少なくありませんが、それだけの価値があれば早めに投資しておくことをおすすめします。
経済的な問題だけではなくて、自分の健康のために投資することも重要です。
私は肩こりがひどく、整体などにかなりのお金を使っていたのですが、ヨガを始めて以来、整体に通う必要がなくなりました。
ヨガのクラス代はかかると言っても、整体のための費用を節約することができますし、同じクラスの友人もできて一石二鳥です。
ヨガに限らず、ジムに通ったり、水泳教室に通ったりすることによって体力を高めることができますので、将来的に見ても病気にかかりにくくなるというポジティブな結果を得ることができます。
また、シャンプーや基礎化粧品などに関しても、「安ければいい」と思わずに、コスパのいいナチュラルな製品のものを選ぶことも大切です。
自分磨きにお金をかけていれば、毎日のちょっとした節約も気にならなくなるはずです。
コンビニのスイーツなどは最低限に留めて、自分にとって本当にプラスになるものにお金をかけてみましょう。