毎月の固定費の中でも、意外と大きなウェイトを占めるのが通信費です。そんな通信費を抑えるのにポピュラーな手段といえば格安SIMへの乗り換え。ここでは格安SIMの概要やメリット、デメリットをご紹介します。
そもそも格安SIMって?
格安SIMとは、SIMカードというICチップをスマホに挿入し、低価格で通話やネットを利用できるサービスです。
SIMカードだけを購入して現在使用しているスマホに挿入するプラン、スマホ本体とSIMカードをセットで新規購入するプランなど、通信会社によってさまざまなプランが用意されているのが特徴です。
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMの代表的なメリット・デメリットをまとめてみました。
メリットは、なんといっても通信費を大幅に削減できるということ。プランにもよりますが、今まで6000~7000円ほどだった通信費が968円~3000円ほどになります。
反面、実店舗でのサポートが少ない、または全くないというデメリットも。万が一トラブルがあった際は、通信キャリアへ直接問い合わせることになるケースがほとんどです。
格安SIMを使った節約術
格安SIMのプランは、ユーザーのデータ通信料や通信速度、通話の使用頻度に応じたものから選ぶのが一般的。通話とデータ通信料の使用頻度が少なければ、より通信費を抑えられます。下記で、具体的な節約方法をご紹介します。
アプリの設定で通信量を抑える
動画再生や位置情報サービス、アプリのバックグラウンド更新は通信量が多くかかります。そこでiPhoneの設定を例に、これらの通信量を抑えるコツをご紹介します。
モバイルデータ通信をオフに
iPhoneの設定アプリを開いて「モバイル通信」の項目を起動します。ここで各アプリのモバイルデータ通信のオンオフを決めることができ、オフにしたアプリはWi-Fi環境下でのみの通信になり、使っていないアプリの通信量を節約できます。
アプリのバックグラウンド更新を防止
アプリのバックグラウンド更新は、「iPhoneの設定アプリ」から「一般」の項目の中にある「Appのバックグランド更新」から変更できます。ここで各アプリのバックグラウンド更新をオフにし、開いていない時にアプリが勝手に更新されるのを防止できます。
位置情報サービスの設定も変更
位置情報サービスの設定変更は、設定アプリから「プライバシー」の項目の中にあります。ここで位置情報が不要なアプリの設定をオフにして、無駄なデータ通信を防止しましょう。
ちょっとしたコツで通信費を削減
通信費を削減するために格安SIMを使っても、それでストレスがたまるのは本末転倒です。節約しつつできる限り快適にスマホを使うために、今回ご紹介したポイントをぜひ意識してみてください。